よかった点:
スタンフォード大学/シリコンバレーを堪能できた:過去に1度だけJTPAのプログラムでシリコンバレーに短期滞在したことがあり、それ以来、シリコンバレーは憧れの土地だった。Google本社にいったり、Teslaの見学にいったり、現地のベンチャーキャピタリストにあったりと、シリコンバレーの雰囲気を感じることができた。週末にはワインで有名なナパバレーやサンフランシスコの観光等も楽しむことができた。MITが東海岸にあるので、西海岸の雰囲気を体験できたのは、アメリカ生活の中のよいコントラストだったと思う。
比較的詰め込み型?のプログラム:6週間のスタンフォード大学のサマースクールは、月・火・木・金の午前 9;30−11:50と13:15−15:05の2コマの授業がある。自分はとらなかったが、水曜日も希望すれば選択授業をとることができる。宿題はそれなりにあるので、他のサマースクールと比べると、詰め込み型だと思う。とはいっても本番のMBAに比べれば、時間に余裕はあるので、そこまで気にする必要はない。
ビジネススクールの準備的位置づけ:午前の授業は専攻が近い学生同士で一緒に受ける。例えば、MBA組、ロースクール組等でクラス分けをする。MBA組のクラスは、何回かケーススタディを使って、ディスカッションを行い、MBAの授業の雰囲気を経験する。MBAで必要なWriting skill等の授業もあり、自分のレポートも添削してくれる。年によって変わると思うが、自分が参加したときの午前の授業は7人だったので、発言はしやすい(発言するのは大変だったけど)。ちなみにStanford GSBの学生はわずか4人だった。午後のクラスは、最初に受ける英語力のテストを踏まえてクラス分けされる。主にリスニングとプレゼンテーションの授業である。個別のフィードバックセッションもあり、自分は英語の発音について色々とフィードバックをもらった。
デメリット:
サマースクールの中では費用が高い:期間が他のサマースクールより長いこともあるが、6週間の学費だけで$5,649かかったので、寮費などの生活費も含めるとそれなりにコストがかかる。
日本人が多い:基本トップビジネススクールにくる学生は、Internationalであっても、英語の勉強は必要ないということだろう。Visiting Scholorの方も多く、日本人の比率は全体の3分の1くらいであった。ただし、これはどのサマースクールでも大凡当てはまる事実だと思う。
生活のセットアップができない:自分は全く気にならなかったが、ご家族がいる方は、生活のセットアップを目的に、サマースクールを考えている人も多いと思いので、9月に入学する大学と違う地域のサマースクールに行くのはある意味デメリットかもしれない。ボストンでは、ボストン大学、ハーバード大学、タフツ大学などがサマースクールを提供している。携帯電話の取得や銀行の口座開設はサマースクール時に行っており、MITでも学生寮に住んでいたので、ボストンに来てから、新たにやるべき手続きはほとんどなかったと記憶している。
ということで、総じて満足しているが、それなりにコストもかかるので、フィリピンの食費・寮費込みで1ヶ月滞在して十数万円の語学学校と何が決定的に違うかといわれると、スタンフォード大学/シリコンバレーを堪能できるということぐらいかもしれない。
なお、TOEFLのスコアと簡単なエッセイをアプリケーションで提出する必要があるが、ミニマムのTOEFL iBTが71なので、米国留学を予定している方であれば問題ない。
個人的にこの滞在を通じて、ルームメートだった韓国系アメリカ人の親友ができたのがよかった。今月末も彼を訪ねて、スタンフォード大学を訪問する予定である。
卒業まであと23日!!!
P.S. スタンフォード大学の様子(全米一の敷地面積を持つ広大なキャンパス)
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